2003.12.23UP

小学一年生「感想文」

小学一年生の作文

岩見沢市立美園小学校 柳谷直明

 


1 久し振りの理由

 二年間,道教委の派遣で大学院へ通わせて頂いた。二〇〇三年春,修了した。

二〇〇一年度は大学だけへ通っていた。二〇〇二年度は学級担任をしながら修士論文を書いた。月曜と水曜の勤務後に大学へ通った。

昨年の今ごろ(二〇〇二年一二月)は勤務の日でも,毎日八時間くらい修論を書いていた。通勤前四時間,帰宅後四時間である。冬休みに入ってからは毎日一五時間くらい書いていた。そして一月一四日の締切り一時間前に提出した。今では懐かしい思い出である。

そんな状態だったので空作研の原稿を久し振りに書く。

 

2 近況

池田徳行氏から一二月一九日にお電話を頂いた。本稿の依頼である。締め切りぎりぎりなので,どうしようかと電話口で迷った。しかし先のような事情から久し振りの執筆である。そこで快く承諾させて頂いた。

今年度は初めての一年生担任である。1学期から作文を書かせてきた。「手紙」,「説明文」,「日記」,「絵日記」,「物語」,「感想文」などを書かせた。

これらの指導実践をこれからまとめるには時間が足りない。休業中に出勤する予定もない。したがって印刷することができない。資料が揃っている自宅で研修するからである。

 そこで詳しい指導法を次の研究会に譲る。二月八日(日)に札幌のホテル・ユニオンで開催される『国語修業講』である。

野口芳宏先生を迎えての研究会が行われる。私はそこで「書くこと」の「提案授業」をする。日常実践を紹介する予定である。