2004.05.29UP

4月30日 国語『らくらくとうたつテスト』の平均点 投稿者:柳谷直明  投稿日: 4月30日(金)19時04分53秒

 4月26日に国語の『らくらくとうたつテスト』を実施した。少し遅かったが,4月だからよいだろう。学級の平均点は300点満点中274点だった。100点満点にすると91点である。36名中300点満点は14名だった。満点の数は算数の方が3名多かった。しかし平均点は同じだった。言葉を入れる問題で「(  )をける。」というようなところに(サッカー)と入れている子が多かった。言葉を入れた後に読み返していないのだろう。柳谷学級ではテストをすぐに出させない。3回以上問題と答えを読み直してから出すことにしている。テストの上に読み直したら○を1つ付けさせている。3つ○を付け,100点の自信がある子は時間内に出してよいことにしている。自信がない子は時間いっぱい見直すとよい。1年生の1学期には,できたからといってすぐに出す子が多かった。こういう子には,きちんと見直しをするように注意してきた。何回か注意しても見直しをしない子は時間内にできても出させないことにした。最近は,そういう子はいなくなった。しかし,このような間違いをするところを見ると見直しが甘い。このような問題は国語より中学年の理科や社会科によく見られる。言葉を入れてからもう一度前後を読み返さないので,合っていない言葉を入れてしまう。小さい声を出して音読してもよいので,その文に合っているかどうかを言葉を入れてから読み返す。これもテストで点数をとる大切な方法である。子供の誤答を見ていると勉強になる。

4月30日 生活科探検〜その1〜 投稿者:柳谷直明  投稿日: 4月30日(金)18時48分32秒

 生活科で1回目の探検を行った。子供たちは疲れたようだった。私も疲れた。しかし,やはり歩いて調べることは学習になる。ガソリンスタンドで,給油体験をさせて頂いていた。何人かだけだったが,驚いた。あのようなことを見ることができただけでも,貴重な経験である。話を聞いていないグループがあったが,まあまあよく動いていた。今度は岩見沢市街である。駅周辺で何を調査するかを発見する旅にしたい。今回調査して,更に疑問から課題をつくらせたい。

4月29日 『言語技術教育』13号出稿 投稿者:柳谷直明  投稿日: 4月29日(木)17時52分16秒

 標記を明治図書へメールで送信した。テキストは明日,速達で郵送する。原稿依頼を頂戴するたびに学ぶことができる。有り難い限りである。明治図書編集部の鈴木徳子さんからHPの感想を頂戴した。鈴木徳子さんは依頼状や礼状に一筆添えてくださる。お忙しいだろうに有り難いことである。このような心配りは,一つの国語力であろう。編集部の方々,読者の方々,保護者の方々からの励ましの一言に感謝したい。

4月29日 執筆の日々 投稿者:柳谷直明  投稿日: 4月29日(木)14時32分53秒

 『言語技術教育13号』を執筆している。明日が締め切りである。今日は朝から知能検査の丸付けをしていた。昨晩から取り組み,午前中いっぱいかかった。その後『言語技術教育13号』の原稿を書いている。今日だけで5回くらい校正している。書き出したのは日曜日である。たぶん15時間くらいかけている。遅筆である。江部編集長の期待に応えるために,じっくりと取り組んでいる。隙のない文章にしたい。わかりやすい文章は,わかりづらい文章ではないことである。わかりづらい文章は隙間だらけである。隙間を詰めるとそれ以外には判断できないわかりやすい文章になる。このような執筆の機会を頂戴することができ,感謝の日々である。執筆しなければ勉強にならない。執筆しなければ話にならない。書かなければ伝えることができない。これを終えてから明日発行する学年通信を書く。その後『うしろのまきちゃん』の授業反省を書く。

4月28日 『うしろのまきちゃん』終了 投稿者:柳谷直明  投稿日: 4月28日(水)19時48分36秒

 『うしろのまきちゃん』の指導案,8時間目をアップした。昨日帰宅してから,何時間もかけて作った。やはりこれだけ教材研究をすると,授業が盛り上がる。教材研究だけの問題ではない。子供の向上の問題である。子供の発言がないと,子供の思考を深めることはできない。発言する。その発言からどのように思考を深めるかが授業の醍醐味である。今日の授業では討論になった。反論が集中した子は,泣き出した。悔し涙である。しかし,それだけ真剣に問題を考えている証拠である。私は驚いた。ふざけて泣いたわけではない。ふざけて反論したわけではない。それでも悔しくてないた。こんなに真剣に学び合うことができる子供たちに育ってくれている。感動した。

4月25日 TOSSデーに感謝 投稿者:柳谷直明  投稿日: 4月25日(日)18時47分30秒

 TOSSデーにお越し頂いた皆様,心から感謝申し上げます。私の論文対策講座は拙いものでしたが,他の皆様の講座はすばらしい完成度でした。今後,論文に関して御質問をお寄せ頂けると幸いです。お待ちしております。/ 今日は朝から『言語技術教育13号』を打っていた。最近パソコンの打ち過ぎで指が痛い。特に薬指が痛い。このキーの配列は早く打ち過ぎないようになっている。薬指を痛める配列である。薬指を痛めると速く打てないからである。昔のタイプライターを壊さないための配列だった。今は速く打っても壊れることがないのに,昔のままの配列である。したがって薬指を痛める。そんなことはどうでもよいが,原稿依頼のおかげで「インタビュー」のマスターカードを開発することができた。マスターカードを作る時間がなかったので,大体の指導でインタビューに出かけようと考えていた。しかしこの依頼のおかげでマスターカードを開発することができた。いつもながら江部満編集長と鈴木徳子さんに感謝する。これを明日実践する。そして金曜日にインタビューへ出かける。ようやく3領域のマスターカードの原型を完成させた。これでゴールデンウイークに原稿依頼をすることができる。夏休みで700枚のマスターカードを書き上げたい。執筆者,大募集! 現在20枚くらい。発想に能力がついていかない。(^_^;)
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4月24日 算数テストの結果 投稿者:柳谷直明  投稿日: 4月24日(土)11時14分3秒

 今日は朝から娘と一緒に昭和窯業を見学させて頂いた。1時間くらい,丁寧に工程を教えてくださった。ものすごい機械に圧倒された。大変勉強になった。あれだけの機械を10人足らずで動かしている。機械化のものすごさを痛感した。昭和窯業の皆様,有り難うございました。今後,社会科の教材として開発させて頂きます。/ 昨日算数の業者テストを行った。1年生の復習300点満点である。『らくらくとうたつテスト』という。満点は16人。学級平均点は92点だった。よくできた子供たちである。点数の低い子には,来週個別指導を行う。/ 今日はこれから奈井江小学校へ行く。研究会で論文講座を担当する。採用試験受験者を採用試験に合格させるために全力で臨む。/ 『うしろのまきちゃん』の授業をほぼ終えた。参観してくださった保護者からメールをいくつか頂いた。私としては私自身の応答力に満足いかない場面が多かったが,保護者は参観していて勉強になったとか楽しかったとか言ってくださった。子供と一緒に学んでくださる保護者に姿勢には頭がさがる。今後も公開し続ける。主に国語の授業である。
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4月22日 原稿依頼に感謝 投稿者:柳谷直明  投稿日: 4月22日(木)18時46分1秒

 今日帰宅すると,原稿依頼が速達で届いていた。『教育科学/国語教育』8月号である。「8月号!」と驚いて封を切ると予想通りである。締め切りが5月10日である。『現代教育科学』8月号,『授業のネタ教材開発』8月号の原稿を書かせて頂いている。いずれも5月が締め切りである。これは有り難い依頼である。野口先生からこのようなお話をお伺いしたことがある。締め切り間近に依頼されるということは,よほど信頼されている証拠である。私はいつも喜んでお引き受けしている。すると編集長の江部さんが驚かれる。というお話である。したがって,この短い期間でも書けると信頼されたということである。これもマスターカードを開発するとよいので有り難い依頼である。どんどん教材を開発したい。しかし時間をとれない。ところがこのような依頼を頂戴すると強制的に書くことができる。心から感謝申し上げたい。確かな国語学力を育てる「学習日記」を提案する。テーマは「宿題の開発」である。

4月21日 授業研究 投稿者:柳谷直明  投稿日: 4月21日(水)17時53分15秒

 全く授業は生き物である。これでよし,と入念に準備をしても,あえなく崩れる。ボルノーは教育が成立する要素に気分を扱った。子供の気分や教師の気分も授業を成立させる重要な要素と言うことである。読みたい気分なのかどうか。それも問題である。こうして何時間も扱ってくると,だんだん読みたくなくなるだろう。だから始めの頃の方が面白い発言があった。しかし再度立て直す。ここからが私の正念場である。ここから授業を盛り上げてまきちゃんを終えたい。この文学教材で人物の心理を読ませたい。特に動詞,副詞からたけしくんの心理を想像させたい。文学教材は上巻で2本である。この教材で読み取る内容を伝えたい。次の教材で少し自由に読ませたい。全員にそのような解く力を育てるためには授業力を自ら磨くしかない。教師の授業力が低いから子供を伸ばすことはできない。毎日指導案を書いて授業に臨んでいる。修業の日々である。

4月19日 家庭訪問初日 投稿者:柳谷直明  投稿日: 4月20日(火)06時38分30秒

 今日は家庭訪問初日だった。やはり,じっくり話をすると楽しいものだ。帰りまでずっと見送ってくれる子がいた。車の後ろを走って付いて来た。そういえば去年も私が帰るときにずっと付いて来てくれた。自転車で車道に飛び出していた子である。一年前のことも思い出すことができて楽しかった。こんなかわいい子供に囲まれていることに感謝したい。幸せである。

4月18日 『うしろのまきちゃん』5時間目 投稿者:柳谷直明  投稿日: 4月18日(日)17時54分41秒

 論文対策講座の資料がようやく完成した。構想にかなり時間をかけ一昨日夜5時間くらい,昨日10時間くらい,今日8時間くらいパソコンを打っていた。昨日はメープル小学校で第1講座を行った。やや不出来だったが,参加者に対する情報提供をさせて頂いた。来週の奈井江小学校では満点を目指したい。さて,これから文学研究に取り組む。毎日授業をしながら研究することができる。野口芳宏先生ではないが,教師人生パラダイスである。毎日を大切に,そして楽しもう。4時間目は,初めて討論を導入した。なかなか発言できない子もいたが,すぐに慣れる。19日(月)2時間目,21日(水)1時間目,22日(木)4時間目,23日(金)3時間目を公開授業として行う。いいよ,対話のできる子供たちへと育てていきたい。明日19日が5時間目である。『どうして公園へ行かないのか』を話し合う。

4月17日 TOSSデーに感謝 投稿者:柳谷直明  投稿日: 4月17日(土)19時46分4秒

 本日,第1回目のTOSSデーが行われた。みんな努力していた。私も努力したが,若い人たちにはかなわない。参加者の皆様に感謝したい。特に私の論文講座はどうだったか。全力で臨んだ。講座参加者にお伝えするのを忘れてしまったが,来週は今週の続きを行う。その文章が今完成した。参加者は,読んでおくと予習になる。以下,合格論文例。テーマは2003年度北海道・札幌市のものである。「学ぶ意欲」と課題解決能力の育成/ 平成12年度,総合的な学習の時間が始まった。「自ら課題を見付け」,課題を解決する。子供が主体的に学ぶ。自分で決めた課題に取り組むので「学ぶ意欲」は高まる。/ では実際に総合的な学習の時間で「学ぶ意欲」を高まっているか。残念ながら,そうなっていない。私が参観した公開授業では「またやるの。」といやそうに言っている子がいた。/ それはなぜか。子供の活動を適正に育てていないからである。いくつかの総合的な学習の時間での発表を参観した。参観者に子供の声が届かない。何を話しているのかわからない。模造紙や原稿用紙に向かって話している。/ このような活動を続けていると,総合的な学習の時間でも子供はやりたくなくなる。/ 私は子供たちの学習者の課題解決能力を育て,学ぶ意欲を育てるために子供の声を育てたい。そのために次のような実践を行った。/ 1つ目はスピーチ指導である。昨年度,1年生を担任した。入学当初,自分の名前を教卓にいる私に届く声で言えない子がいた。更に口を動かして正しい口形でお話をすることができない子が多かった。そこで発表場面を多くの授業に取り入れた。隣の子との会話や先生へお話する場面である。しかし3学期には全員がみんなの前でメモを持たずにスピーチすることができるようになった。/ 2つ目はインタビュー指導である。1年生の2学期末,調べたいことを決めさせてスーパーへ行った。その際,インタビューをさせたかった。そこでインタビューの指導をした。/ 1年生にはインタビューは難しい活動である。しかし指導して練習すると,スーパーの中で店員さんにインタビューすることができた。にこにこして,かわいいインタビュアーだった。/ このように私は子供の声を育てたい。子供は上達することで「学ぶ意欲」が高まる。これからもスピーチやインタビューなどの活動で,自分の課題を解決する子供に育てる。
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4月17日 採用試験合格論文例 投稿者:柳谷直明  投稿日: 4月17日(土)06時29分52秒

 ようやく合格論文例が完成した。これならよいだろう。ただし,『教育科学/国語教育』7月号を一部引用している。したがって採用試験を受ける皆さんは,このまま書いてはいけない。実践部分は,自分で考えるか出典を明かす必要がある。このように書くと合格という形式を学んでほしい。 20行×20行の原稿用紙2枚に視写して頂きたい。テーマは昨年の北海道でのものである。詳しくはTOSSデーの講座でお話する。是非,今日か来週の土曜日にいらして頂きたい。お待ちしている。 以下,論文例。(/は,小段落を意味する。)
 子供には「学ぶ意欲」があるのか。「学ぶ意欲」はある。誰でも学びたいものである。しかし,わからない学習では意欲がわかない。/ 以前担任した5年生の学級では「地下鉄」という漢字を読めない子が数名いた。漢字が読めなくては,多くの教科でわからなくなる。わからなくなった子供は「学ぶ意欲」を失う。/ そこで教師が「学ぶ意欲」を保つ必要がある。「学ぶ意欲」を保つために何をするか。確かな学力の保障である。学力を確かに保障すると子供の「学ぶ意欲」