2004.05.29UP
5月30日 私は働いていたのに職員室の黒板には何も書かれていない日 投稿者:柳谷直明 投稿日: 6月 1日(火)17時44分20秒
今日は昨日の運動会の振替休業日である。しかし大学の授業がある。4時からの授業なので2時にでかける。残り少ない大学の授業を楽しもう。今日は朝から「マスターカード」の執筆者調整をしていた。
5月29日 日記整理 投稿者:柳谷直明 投稿日: 5月31日(月)14時12分21秒
HPの日記を整理した。何と言っても2001年から書いていた日記が消えたことが私にとって大きな問題だった。掲示板に日記を書いていた。それは自宅からだけではなく,職場からでも書くことができるからである。実際,7時半に職場のパソコンをつけ,日記を書いていた時期もある。その多くが消えた。消えたことに今年気づいた。そこで,少しずつ日記の整理を考えてきた。ようやくパーソナルサイトに日記を移設した。HPに書く。掲示板へ移す。パーソナルサイトにまとめて保存する。このように書き進める。HPでの日記公開は記録だけの効果ではなく,提案としての効果も持つ。私の考えを保護者などに知って頂くこともできる。御覧頂いている方に感謝したい。今日は朝から2年生の総合的な学習の指導案を書いている。2年生の生活科と3年生の社会科を少し考えることができた。それと総合的な学習の全体計画をかなり考えた。課題面と方法面で総合は他と関連している。ここを岩見沢の先生方に理解して頂きたい。6月10日2時間目に総合的な学習での課題設定の授業を公開する。国語と総合の関連を校内研修会で提案する。
5月28日(金) 2年生の漢字指導1 投稿者:柳谷直明 投稿日: 5月29日(土)09時40分4秒
漢字テスト 今日は実習生に漢字指導を公開した。どんどんスキルをさせてみようと考えたが,そんなにできるものではなかった。教えていない新出漢字の書きテスト49ページを10分間テストした。ノートに漢字を書かせる。5問である。できた子から自己採点させる。採点終了後に持って来させる。私が確かめて点数を記録する。自己採点だが,適切に丸を付けていない子は3名くらいである。自己採点でも信用できる。この採点と記録で20分くらいかかる。記録終了者から自己練習をさせる。平均点は66点だった。このようなレディネスである。指導していなくても進んでよいことにしているので,書ける子は書ける。その後,書きテスト49ページ用の新出漢字指導を行った。15分かけて4つの漢字を指導する。@全員起立。A一緒に空書き。B覚えて掌書き。C向かいの子に確かめてもらって,合っていたら座る。D座ったら鉛筆を持って練習する。そして,49ページの再テストを行った。平均点は96点になった。最後に51ページの1回目の書きテストを実施した。ここも指導していない漢字である。平均点53点だった。当たり前だが,指導していない漢字だとこの程度の平均点である。きちんと指導すると90点を超える。それにしても,まだ私の指導法が安定していない。1年生ではドリルを使っていなかった。それまでと同様に教科書の巻末で漢字指導をした。それで書きテストの平均点は90点を超えていた。今年はドリルを買ったので,それに頼っている。しかし,やはりこれまでの自分の指導法でやった方がよいような気がしている。教科書巻末で漢字指導を行う。ドリルでテストを行う。この方法にしてみよう。教科書巻末で読み練習を行う。読み方を隠して覚える。読めた子は座ってドリルをする。次に巻末で書き練習を行う。空書き,掌書き,友達点検である。できたら座ってドリルをする。このようにして5つくらいの漢字を15分くらいで指導する。その後,ドリルでテストする。できた子から自己採点して持ってくる。15分を目標にしよう。最後に,次の進出漢字5つくらいを15分間で指導する。この指導法を確立すると,ドリルがなくても指導することができる。
5月26日(水) 漢字テストの平均点 投稿者:柳谷直明 投稿日: 5月28日(金)18時34分49秒
テストの点数を公開している。それは,教師としての責任だと考えているからである。公立小学校教諭である以上,全員の子に一定の学力を保障する必要がある。それが主な仕事である。子供の学力が低いことを子供や保護者のせいにしてはいけない。私も,全員に一定の学力を保障するために修業を続けなくてはいかない。平均点90点以上は当たり前である。その中で,更に伸び悩んでいる子をどうするかに取り組んでいる。以下,漢字スキルの平均点である。37ページ(5問書きテスト)1回目86点,2回目(翌日)95点。39ページ1回目90点。41ページ回目90点。43ページ1回目72点,2回目(翌日)92点。C3ページの1回目は,練習をしていなかった子5人の点数が悪かった。1回目は,時間をとって練習させていない。個人的に余った時間でさせている。1回目終了後には,書けなかった漢字の掌書きをさせている。最近は,書けなかった漢字を向かいの子に確かめてもらってから着席させている。これで定着率が上がっている。意図的ではないが,39と41ページは,1回目で90点を超えていたので2回目のテストを行っていない。45ページが終わったら,漢字書き25問テストでも行ってみようか。
5月25日 レポートの授業公開 投稿者:柳谷直明 投稿日: 5月27日(木)05時22分1秒
今日も朝から忙しかった。指導案の印刷,丁合,配付。子供への連絡。今日の教室確認。1時間目,グラウンドで応援練習。2時間目,グラウンドでリズム練習。3時間目,教室で算数。筆算の練習をしている。筆算はできるようになっているが,工夫する3つの計算につまずいた。繰り上がりを忘れる子もいる。このHPを御覧頂いている保護者の方は,お子様のノートを御覧ください。(^_^)v 4時間目はグラウンドで全体練習。5時間目は国語の授業公開。学生1名と保護者2名が参観してくださった。初めて私の授業を参観した学生は「自然なやりとりですね。」と感心していた。どういう意味か,ややわからなかった。それより作文の授業の大変さを今回も味わった。2年生にとって横書きを初めて指導した。教科書では3年生で出ている。10分間で200字程度1枚を書き上げた子が数名いた。しかし多くの子は書き上がらなかった。横書きという抵抗と10分間という抵抗が子供たちにとっては重かったのだろう。やはり国語の中で「書くこと」が最も時間がかかる領域である。今回は,この程度の指導でやめておく。本当に「探検」へ行き,十分に書く内容を持たせてから「レポート」を書かせよう。今日の授業では,全員に横書きで小段落を作って書くということを身に付けることができた。それはそれで大切な1時間だった。そう考えると,文章を完結させることは,それほど重要なことではない。横書きのレポートを知リ,書いてみるということが今日の授業では大切だった。それにしても「書くこと」領域を1時間で驚くほど向上させることができるような授業を開発したい。「話すこと・聞くこと」や「読むこと」の方が目に見えて学力として向上させることができる。今日も,よい勉強になった。
5月24日 充実の日々 投稿者:柳谷直明 投稿日: 5月25日(火)18時55分52秒
24日 大学の授業だった。この楽しいときも,あと2回となった。正しくはあと3回だが,3回目は学生の授業検討が主になる。来週の授業構想を書いた。更に明日の指導案を書いた。するとすでに23時である。これ以上仕事をする気力はない。したがって,今日も学級通信を書くことができなかった。しかし,そのうちまとめて発行する。今の私には時間がない。何よりも教材開発が最優先である。しかし学級通信を書き続けたい。それは子供の貴重な記録だからである。子供の今は今しかない。2年生の子供たちを記録できるのは保護者でも校長でもない。担任である私しかいない。学生の皆さん,担任の仕事は価値がある。更に言うと,教育の仕事には価値がある。自信を持って教壇に立って頂きたい。日記はこのようにすいすい書くことができるが,通信には時間がかかる。明日,まとめて書こう。
5月20日 公開授業感想 投稿者:柳谷直明 投稿日: 5月24日(月)23時05分8秒
20日(木)「先生,ぼくできたよ。」にこにこして,教えてくれた。「できた。」という自己評価による満足感が学習を好きにする。その子のメモを見ると大学生に尋ねたことが書いてあった。聴きながらメモするのは難しい。しかし,全員がメモすることができた。そして,全員がインタビューすることができた。「大学生にインタビューができて,嬉しかったです。」このような感想が多かった。にこにこして教えてくれた〇〇さん。君の笑顔は忘れられない。今日の私の指導には問題点がある,しかし,子供たちの反応はすばらしかった。向上している2年生である。清々しさを感じた。『うしろのまきちゃん』の業者テストを行った。平均点は90点だった。たけしくんの心を間違う子が多かった。裏の漢字や言葉では平均点93点だった。100点でない子には,やり直しをさせている。
5月19日 授業公開 投稿者:柳谷直明 投稿日: 5月20日(木)20時14分23秒
明日は公開授業である。これで今年度12回目の授業公開である。指導案を書き,授業を参観して頂くと常よりよい授業になる。しかし,だんだん惰性になってきた。そろそろ授業公開を止めた方がよいかもしれない。ただし,保護者の方には感謝している。授業を参観してくださり,御意見を寄せてくださる。有り難い。私の考えを少しずつ知って頂くことができる。そういう効果が生まれている。さて明日の授業準備をきちんとし,執筆に取り組む。
5月17日 評価を提案する 投稿者:柳谷直明 投稿日: 5月19日(水)17時51分39秒
本日『教育科学国語教育』10月号の原稿依頼を拝受した。内容は「評価」である。ついに評価で実践を書くことができる。有り難い。学年の指定もないので,現在受け持っている2年生で書く。評価の欠落現象を『現代教育科学』8月号で批判した。これまでも国語科は「評価」に問題があると書いてきた。拙著『〈学習用語のカテゴリー化〉で〈国語学力〉を育てる』(明治図書,2004年3月。)でも,子供の実態評価の重要性やその方法を書いた。しかし,まだまだ書き足りない。小学校国語科で必要な「学習用語」を「指導事項の基礎・基本」として書いたのだから,その評価による定着の実証を書く必要がある。今日も漢字の復習をした。全員が教科書30ページまでの漢字を空書きすることができた。明日,読み・書きテストをする。音読の評価も『うしろのまきちゃん』では,授業中に何度もテストした。もちろん全員合格である。作文の評価も行ってきた。スピーチの評価も何度もしてきた。このように何度も何度も評価することにより子供たちは国語学力を確かに身に付ける。このような評価を行うために,具体的な指導事項である「学習用語」が必要なのである。このように『国語教育』の原稿依頼は,依頼を頂戴した日からたくさんの書きたいことが頭に浮かぶ。また貴重な学びの機会を頂戴した。江部満編集長に感謝したい。
5月17日 7月に新刊刊行! 投稿者:柳谷直明 投稿日: 5月17日(月)18時40分44秒