2004.05.29UP


 2004年7月 


29日(木) 夏休み6日目 投稿者:柳谷直明  投稿日: 8月 1日(日)09時04分36秒

 昨日は低学年の教材を26枚書いた。あと1枚,あと1枚と書き続けている。かなりの精神力を必要とする。しかし、教材開発は授業を構想することもである。このような仕事は,いくらやっても楽しい。楽しいという言い方は当てはまらないかもしれない。苦しくもある。しかし,これまでの国語授業を振り返り使いやすい教材,これまでにない教材を開発するのはわくわくする仕事である。このような仕事を依頼してくださった明治図書の江部満編集長に心から感謝したい。これは私の生涯にとって,最も大きな仕事かもしれない。今しか出来ないだろう。あと30枚くらいで,低学年の2冊が完成する。先が見えてくると,勢いが増す。夢にまで出てくる。今日は,これまでにない「読むこと」教材を開発する。レトリックは,読む必要がある何よりも重要な言葉である。これが現在の国語では教材かされていない。/ 明日はいよいよ言語技術教育学会である。このような大きな大会を北海道を開催されることに感謝したい。私は何もお手伝いをせずに恐縮している。今大会委員長の堀裕嗣先生のおかげで学ぶことができる。有り難いことである。多くの方に,お礼とお詫びを申し上げる。/ さあ,3回目のラジオ体操への参加をしよう。

28日(水) 夏休み5日目 投稿者:柳谷直明  投稿日: 7月29日(木)06時20分47秒

 早いもので,夏休みに入って5日もたった。今日はラジオ体操は雨のため中止である。昨日はマスターカードを25枚書いた。特に1年生用の教材を開発した。観察カード,絵日記用紙などを本に入れることにした。これをそのまま印刷して使うことができるからである。今日は推敲表を入れる。もう少し表現的な推敲をさせたい。今日で低学年の書くこと教材が終わる。中学年,高学年では表現を豊かにすることに力を入れたい。それと低学年では課題決定,中学年では情報収集,高学年では発表交流をきちんと系統的に身に付けることも教材化していきたい。これまでの考えていたことだが,このような系統的な教材を開発すると小学校6年間を見渡して実感することができる。/ 宇佐美先生から玉葉を頂戴した。有り難い。明後日,言語技術教育学会でお会いすることができる。楽しみである。/ 教材開発30枚を目指したい。さあ,今日も働こう。

27日(火) 夏休み4日目 投稿者:柳谷直明  投稿日: 7月28日(水)07時24分11秒

 今日は2回目のラジオ体操参加である。昨日は不調だった。マスターカードを16枚しか書くことが出来なかった。2年生に書かせたい「お礼状」の文例を書くのに3時間もかかってしまった。きちんとした礼状が教科書にはない。しかし2年生でも多くの場所へ見学に行く。したがって礼状を書かせたい。どの程度の言葉までを2年生に使わせるのが妥当なのかと考えてしまった。結局,ある程度きちんとした定型を示すことにした。2年生では早いかもしれないが,高学年になっても使えるような定型を低学年から与えた方がよいと判断した。低学年からきちんとした定型を与え,それを中学年で習熟するという発想である。保護者の反発を招くかもしれないが,このような使える国語をこれまで扱って来なかった日本の国語教育に問題がある。大人に成っても使える言語形式を小学生の低学年から与えるべきである。アメリカでは幼稚園からスピーチの学習をしているそうである。結局昨日は16枚のマスターカードを完成させて終わった。夏休み初日と2日目で22枚ずつ書いていたのに,昨日は不調だった。今日は30枚を目指す。明日で低学年の教材を完成させたい。/ 昨日『心を育てる学級経営』12月号の原稿依頼を頂戴した。すぐに御快諾のお便りを出した。『心を育てる学級経営』は1年ぶりの執筆である。有り難い。何と担当が鈴木徳子さんになっていた。国語教育と学級経営の2つになったのか。まだ他にも増えているのか。丁寧に仕事をなさる方なので,仕事が増えたのだろう。/ 昨夜の雷はすごかった。近くでどんどん光っていた。稲妻が闇夜を割いて震える手 直明 稲妻は秋の季語なので,今の季節にはそぐわない句である。/ 教え子からメールが届いた。これもまた嬉しい。教え子のメールに乗せて夏笑顔 / さあ,今日も働こう。

25日(日) 夏休み2日目 投稿者:柳谷直明  投稿日: 7月27日(火)07時42分5秒

 夏休みといっても,昨日と今日はもともと休みである。いつものように朝から晩まで働いている。昨日はマスターカードを22枚完成させた。今日は朝から4枚である。朝食を食べ,再び仕事に取り掛かる。現在9時になる。今日はラジオ体操へ行った。その後,庭野三省先生の本を拝読した。庭野先生の読書記録には頭が下がる。私の書評は3冊だけである。書評館を書きたい。そして仕事をしている。全国の子供達の言語運用能力を高める教材である。一日も早く完成させ,多くの子供達に使ってもらいたい。中学生版を含めて,全7冊である。何人かの仲間と共に完成させる。これに平仮名・片仮名ワークを入れて全8冊ではどうかと思い付いた。江部編集長に提案してみる。有田先生のワークを拝見したが,1年生用は仮名ワークのようなものである。あれはあれで売れるだろう。しかし大谷先生が開発された仮名ワークの方が売れるだろう。仕事に取り掛かる。/昨日,渋谷孝先生から玉葉を頂戴した。今度の言語技術教育学会でこの学会に御出席されるのが最後のようなことが記されていた。渋谷先生がいらっしゃらない言語技術教育学会は楽しくない。言語技術教育学会を盛り上げていきたいものである。国語教育の拙稿への御意見をもお寄せくださった。全く有り難い先生である。ますます30日の学会が楽しみである。それまでの低学年の2冊を書き上げる。低学年の2冊は私一人で書いている。

 


23日(金) 終業式 投稿者:柳谷直明  投稿日: 7月25日(日)08時49分58秒

 1年生のときには,あゆみを渡しても何だかわからない子が多かった。さすがに2年生は朝からあゆみを楽しみにしていたようである。漢字スキルや暗唱の残っているところを朝からやっている子がいた。自分のすべきことをするように言ってきた成果である。去年の終業式でふらふらして注意された子がいたことを紹介し,式に臨む態度を話してから教室から出した。たぶん私の学級だけが並んで体育館へ入っていないのだろう。廊下から並んで行く必要はない。体育館に入り,自分たちの場所にきちんと整列することが出来ればよい。今日も私の学級は整列が早かった。他の学年の合唱もよかったが,2年生の合唱もよかった。よく声を出していた。音程も安定してきた。ピアノを弾いた子も上手になった。保護者の協力のお蔭である。1学期の思い出発表では,私の学級の子だけ作文を書かせなかった。事前に係に確かめてスピーチとして何も見ないで行うことを確認していた。作文を読まれては,聞いている方は疲れる。何を言っているのかわからないような発表など聞きたくない。その点スピーチだと,顔が見える。何を言っているかをまとめて話しやすい。声がこもらない。いずれもこれまでのスピーチ指導が必要だが,よくできていた。きちんと90秒程度のスピーチにまとめて,聞きやすい音量と速度でみんなを見ながら話していた。よくできた子供達である。あの程度のスピーチは,私の学級では誰でも出来る。特に上手な子にさせたわけではない。昨日,希望者のじゃんけんで決めた。教室では,心の大切さを語った。声を出すこと,勉強ができることも大切である。しかし学力と心の両方を育てる必要がある。野口芳宏先生がおっしゃられている言語人格の問題である。心を育てる方法は2つある。一つは友達などの人に学ぶことである。我以外皆我師である。人と出合い,心を学ぶ。もう一つは本である。読書を通して多くの人と出合うことが出来る。登場人物,著者などの心を考えながらよくことで相手の気持ちを考えることができるようになる。心を育てよう。このような話をしてあゆみ(通知表)を渡した。帰りに泣いている子がいた。「明日から先生に会えない。」全くかわいい子供達である。少し仕事をして本を買いにいく。今日はじっくり本を読む。いよいよ挑戦の夏が始まる。私は子供達の教材開発のために,毎日自宅研修を行う。教材開発のための資料が自宅にあるからである。朝から晩まで子供達の国語学力を考え続け教材を開発する。

22(木) 終業式前日 投稿者:柳谷直明  投稿日: 7月23日(金)13時48分6秒

 2人の保護者と懇談した。帰宅が9時近くになった。食事をし,お風呂へ入り通信を打っている。これで24時になる。いつもなら,こんなに起きていることはできない。昨日など年休を取り3時に帰宅した。そして8時過ぎに就寝である。小学2年生の子供達は毎日ドラマを見せてくれる。昨日は合唱練習のときに貧血で倒れた子がいた。しかもひな壇から前に倒れた。離れて指揮をしていた私は,その瞬間動けなかった。幸いどこも怪我をしていなかった。無事だった。しかし目の前で教え子が倒れるという初めて経験をした。かなりショックだった。そんなこともあり,昨日はへとへとだった。明日が終業式なので今日は無理して仕事をした。子供に返す作品を整理したり通知表の出席日数を記入したりである。明日の合唱発表は楽しみだ。久し振りに合唱指導をした。元気に歌う子供達である。ビデオ撮影が出来ないのが残念である。1学期の子供達,保護者の協力に感謝する。多くの先生方にも感謝したい。夏休みには毎日パソコンを打ち続ける。かわいい子供達の無事故を祈る。/ 『話すこと・聞くことマスターカード』の印税を頂戴した。これでまた本を買うことが出来る。有り難い。早速,有田先生の本を6冊購入した。明日はコーチャンフォーへ行くことにしよう。久し振りに本を買い込む。

19(月) 教材開発の2日間 投稿者:柳谷直明  投稿日: 7月22日(木)23時25分44秒

働いた。1,2年のマスターカードを2日間で36枚書いた。全部が新しいものではない。しかし,半分以上新教材である。このペースで日本言語技術教育学会までに1,2年生用2冊を仕上がろかどうか。夏休み完成も夢ではなくなってきた。内容は,より良くなっている。書くほどに見やすくなる。全国の小学生の国語学力を向上させるために努力しよう。『言語技術教育13号』を拝受する。大いに学ぶことが出来る。これも上野書店に置いて頂きたい。明日,江部編集長にお礼を書こう。日本の教育は,このような仕事をしてくださる方のお蔭で支えられている。有り難い。

16日(土) 校務で終わる1日  投稿者:柳谷直明  投稿日: 7月19日(月)19時16分1秒

 今日こそ執筆に取り掛かろうと考えていた。しかしだめだった。午前中は雑誌を読んだり雑誌の感想を書いたりした。今月は3本も書かせて頂いた。しかも間もなく,『言語技術教育13号』が発刊されるだろう。そこでも書かせて頂いた。発刊が楽しみである。このような発表の機会により,自らの実践を意図的に行い,整理することができる。有り難い学びの機会である。午後は学級通信を書いたり,学年通信を書いたりして終わった。現在18時半である。これで一日が終わる。今日は娘の親子レクで,家には私しかいない。娘は学校へ泊まるそうだ。妻はお手伝いへ行った。私は明日の仕事のために早く休む。学年通信は2学期の予定を書いた。来週発行する。授業時数の集計を終えた。あゆみは月曜日に完成させる。これで夏の仕事に突入できる。

16日(金) 学年末テストの平均点 投稿者:柳谷直明  投稿日: 7月17日(土)18時21分8秒

2時間目は算数テストである。平均点は表が87点。裏